Studio One 5 Prime での AKAI MPK mini MK3 の使い方

こんにちは!
インディゲームを制作するディベロッパー「Studio Itachi」のZiggyです。

前回の設定方法に引き続き、具体的にStudio one 5 PrimeでAKAI mpk mini mk3 をどうやって使うのかを解説します。
※恐らくStudio One 6 も同様。

ちなみに、私は100%使いこなせていません。
とはいえ、ここまで来るのが大変だったので、、、せっかく1万円出して買ったものが使えないと悲しいので、最低限こうすればいいんだというので読んでいただけると幸いです。


■ノブを使う

プロジェクト上でMIDIキーボードのノブを回してみると、画面右上のほうに設定した名前と値が表示されると思います。

これが表示されない場合、前回の記事に戻ってMIDI Learnをやり直してください。
※Studio One 6はそもそもここが出ないかもしれません。でなくても先に進んでみてください。


表示されたら問題なしです。

設定したい項目上で右クリックして、「●●を××の▲▲にアサイン」を選択してください。
Studio One 6の場合、ここで設定したMIDIキーボードのボタンの名前が出なければMIDI Learnをやり直してください。


↑ボリュームに設定すると画面上のフェーダーをMIDIキーボードのノブで操作できるようになります。

あらゆる画面の調整つまみを設定できます。

K2のノブを設定したい場合は、K2のつまみを回してから割り当てたいところを右クリックしてください。

つまり、最後に触ったノブを設定できる、ということです。


■MIDIキーボード自体の設定

あんまりいじる必要ないですが、設定を変更する際は「Akai MPK Mini Ⅲ Program Editor」を使用します。

パッドの設定

真ん中あたりにある赤と緑の四角で囲われた部分にBANK A、BANK Bと書かれていますが、ここがパッドの設定です。

PCはプログラムチェンジで、MIDIキーボード上の「PROG CHANGEボタン」がONになっているときの信号です。

CCはコントロールチェンジで、MIDIキーボード上の「CC」がONになっているときの信号です。

上記二つがOFFの場合は、NOTEの信号がDAWに送られます。


私は、指ドラムやるためにBANK Aの下段のNOTEに左からキック、クローズドハイハット、スネアを割りあててます。
それに合わせて、とりあえずPCとCCも変えていますが、変える必要もないかもです。


ノブの設定

ノブの設定は画面右側の部分で調整します。

LOとHIは何の略かわかりませんが、最小値と最大値です。LOWとHIGHTかな?

Absoluteはノブを回したところの値がDAWに反映されて、RelativeはDAWの値を基準に数値を上げ下げできるっぽいですが、どっちも挙動が怪しく、数値が暴れることがあります。
よくわからないので私はデフォルトにしていますw


その他

特にトランスポーズはいじらないほうがいいです。Studio One側でいくらでも変えられるので。

また、メニューバーのFileからセーブやロードができます。
Send Programは今の状態をMIDIキーボード側のどれかのProgramに送ってセーブできます。
Get ProgramはMIDIキーボード側のprogramにセーブされている内容を取り出せます。
Open ProgramはPC上から設定ファイルをロードできます(デフォルトは最初から保存されてます)
Save ProgramはPC上に設定した内容を保存できます。

DAWを複数使ったりする方はこれが便利ですね!


■キータッチの調整

MIDIキーボード上のFULL LEVELボタンをしばらく長押しすると、液晶が以下のように変わります。


ノブのK1〜K4を回して、お好みの感じにしてみてください。
FULL LEVELボタンをもう一度長押しでセーブです。


私は色々試した結果、デフォルトで使ってます。。。
曲が全部できたら、最終的にDAW上でベロシティを引っ張り上げるようにしています。
その方がベロシティのバラツキがよく出てて、打ち込み感が少し減るかなと思いまして。


■最後に

これでStudio One 5 PrimeでもAKAI MPK mini MK3が使用できるようになったと思います。
わかりにくいところも多分にあると思うので、、、そこはほかも調べつつやってもらうのがよさそうです、、、(私じゃ答えられないかも)

実はこの記事の中によく使うボタンを書こうと思ったのですが、またもや長くなりすぎたので別の記事にします!

このシリーズ長いな!
それではまた~

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