Studio One 5 Prime でよく使用する AKAI MPK mini MK3 のボタン

こんにちは!

インディゲームを制作するディベロッパー「Studio Itachi」のZiggyです。

今まで2回、Studio One 5 Prime でMPK mini 3を使えるようにする方法を書いてきました。


今回が3回目の最終回です。

MIDIキーボードでよく使うボタンについて解説していきます。
とりあえずこれだけ使い方を調べておけば、いい感じにMIDIキーボードが使えてるなぁ!と思えると思います。

Studio One 5 Primeを使って記事を書いていますが、おそらくStudio One 6も同じ感じです(適当)


ボタンの説明は、公式サイトの最下部にある「MPK mini MK3 クイックスタートガイド」をご覧ください。
http://akai-pro.jp/mpkminimk3/

■AKAI MPK mini MK3でよく使うボタン

パッドとノブ以外でよく使うボタンを書きます。

OCTAVE DOWN/UP

めちゃくちゃよくポチポチします。オクターブを切り替えるボタンです。
鍵盤上にC3,C4があるとき、OCTARVE UPをするとC4,C5の鍵盤になります。
どこ弾いてるか迷子になったら、とりあえず鍵盤を押して、StudioOne上のピアノロールでああ今ここか、と確認します。

FULL LEVEL

パッドを叩いた時のベロシティを127(最大値)に固定できるボタンです。
基本的にドラムは一定のベロシティで入力して、あとでDAW上で修正すればいいので常にONにしておきます。

CC

ドラムのイメージを作るため、指ドラムをするときはOFF、それ以外はONにして使っています。
要は、このボタンがOFFの時は鍵盤上の特定位置がアサインされていて、ONの時はコントロール チェンジを操作します。つまり、CCがONの時は音を鳴らすのではなく、前回の記事でパッドに設定した機能が使えるようになります。

X-Y コントローラー

これは、今の今まで使い方が分かりませんでした。

この記事を書いているときに「あれ?まさか…」と思ってやってみたらできたので書き残します。

このジョイスティックでやりたいことって、最後のボリュームだったりピッチの調整だと思います。私はそうです。

ここではテストで一小節の音を使います。

1.アレンジビューの「オートメーションを表示」をクリック


2.「表示:オフ」と書いているところの▼をクリックし、調整したい項目を追加する。

 MIDI Controllers->Pitch Bend と オーディオ->ボリューム を追加するとよいと思います。


3.ピッチベンドかボリュームのスライドバーを、MIDIキーボードのX-Yコントローラーの縦か横に割り当てます。


4.オートメーションモードをタッチにします。

 ※ライトでもいいですが、ループさせたときせっかく編集した内容が消えていきます。。。


5.曲を流しながら、いい感じに調整します。


最後に、オートメーションモードは「リード」に戻したほうが良いです。
うっかり調整しちゃうと悲しいので。


以下は設定次第で使うものです。

BANK A/B

パッドのBANK B側に何か設定していれば、パッドのAとBを切り替えるために使用します。

PROG SELECT

複数DAWを使うような方は使用すると思います。
気になる方は前回の記事の「■MIDIキーボード自体の設定」をご覧ください。


ところで、私は「ARPEGGIATOR On/Off」の意味が全く分かりませんでした。
こちら、結局意味が分かったところでStudio Oneでは使ってないのですが、MK2のマニュアルに詳しく書いてありました。
気になる方は以下のサイトから「MPK mini MK2」を検索してみてください。
MIDIキーボードに書いてある1/4,1/4Tとか、EXCLとかの意味が分かりますw
http://inmusicbrands.jp/manuals/


■最後に

この三回分の内容を調べるのにすごく時間がかかりました。

最初に使えなかったときに、せっかくお小遣いを貯めて買ったMIDIキーボードが全く使えないなんて…早まりすぎたか…と思いました。

でも、早まりすぎなんて全然なくて、今となっては必須アイテムなのでせっかく買ったのに私と同じような思いをする方がいないように、または未来の自分が再設定するときに困らないように書き記させていただきました。


ここで、普通わからないことあったら何でも聞いてくださいというのでしょうけど、私の場合知識がなくて答えられないので、わからないことがあれば本ブログの内容をもとに調べてみてください!

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