【ひよこ2Dアクション】ひよこオーバーラン 製作中間報告 体験版用のモデルをそろえた

こんにちは!

インディゲームを制作するディベロッパー「Studio Itachi」のZiggyです。
今回は現在作成中のゲーム、ひよこオーバーランのプロトタイプ版制作途中経過を報告します。

ゲーム作りといってもBlenderでキャラモデルをずっといじってました。

■作成したモデル

①RUUD(主人公)
一番最初に作ったのがプレイヤーキャラクターとなるひよこのRUUD君です。
鳥ってどういう構造しているのかを調べながら作ってました。
瞳のみテクスチャを入れていて、他は全部マテリアルのベースカラーです。

②CHERY
次に作成したのがヒロインのCHERYちゃん。
RUUDくんの差分だけを作ったので大して時間はかかってません。

③CHICK
アイテム扱いのヒヨコです。
ボーン数も頂点数も最小限にすることを目指しました。

④KOZARU
汎用雑魚敵です。
この子、ヒト型なのでもっと頂点数入れたいと思いつつも、処理不可優先と考えて最小限にしてしまいました。
作業時間の都合でこだわれないというのもあります。
一回ゲームに組み込んでみて、あまりにもチープすぎたら今年の年末あたりに再度モデリングし直してもよさそうです。

⑤HAYANEZU/KURONEKO
プロトタイプ版に実装するステージの専用エネミーです。
かなり簡易的に作ったけど、これでよいのではないかと思っています。
HAYANEZUの色は適当なので直さなきゃいけない。

⑥KASO
プロトタイプ版に実装するステージのボスです。
この子も色が適当ですが、少し調整すれば、これはこれでいいかもと思ってきちゃいました。
あと、今だにスキニングしてない。とげの処理が大変そうで、、、
実装時にやります。

■良かった点

①1月にやったBlenderのキャラモデリングの勉強がかなり効いている。
これは本当にやってよかったです。
モデリング手法の幅が確実に広がったと感じました。
なので作り方を試行錯誤したり、手に負えなくて立ち止まったりすることなくイメージ通りに作ることができました。

②絵が下手でも下書きがあることでスムーズに作成できた。
私は絵が下手です。それどころか字も下手です。
手書きは極力避けたいのですが、下書きなしでBlenderで作りだす勇気やセンスもないため、頑張って手書きしました。
モデリング時に結構調整しましたが、絶対下書きがあってよかったです。
完成イメージがしやすいので、逆算してどう作っていくかが考えやすかったです。
また、バランスが悪いなと気づきやすいので作成しながら微調整もかけられます。
結果的にモデルが一通り組みあがってからの調整が少なく済むので、作業が早いです。

■改善点

①モーションの作り方を毎回調べるのが面倒。
複数のモーションを作ってUnityに出力するやり方を毎回忘れます。
モーションの作り方、出力方法、Unityでの設定方法といった感じで関連しているけど内容の違うことをそれぞれ調べなければいけないのが面倒でした。

次のプロジェクトのみならず、このプロジェクト内でも同じようなことが起こりそうなので、このブログにまとめておこうと思います。

追記:以下の記事にまとめました。

②色設計が甘い。
主人公はなんとなくベースカラーとメインカラーを考えていたのであとは色を置きながら調整するだけで済みました。
問題はエネミーで、ほとんど何も考えていなかったので結局仮の色を置くことになりました。
あと、エネミーの色を考える上でステージのカラー設計もしておいた方が良いと感じました。
それをもとに考えたりしますから。。。
というわけで、次回からはちゃんと色の設計もしましょうね、という感じでございました。
どこかのタイミングでやらねばな。。。

③アーマチュア設定をミスった。
最初のボーンは原点のボーンとして体とは切り離しておいた方がよさそうです。
というのも、全体を回転させたいときとか移動させたいときにかなり不便でした。
原点のボーンがあれば、全体を動かすのがかなり楽だと思います。
途中から気付いて対応しました。

④頂点数の感覚がない。
処理不可が極力上がらないようにするため、最小限の頂点数を意識して作りました。
しかしそのせいでコザルなんかはかなりチープです。
今後直すのかもしれませんが、この感覚は本プロジェクトが終わった時に答えが見えてくれると嬉しいなという感じです。
少ない方がいいに越したことはないよねぇ、、、

■最後に

見積もりの甘さが少しと、忌引きや極度の疲れがあり作業できない日があり数日遅れてます。
どこかで取り戻したい気持ちもありつつ、無理かもと少し思ってもいます、、、

一番困っているのが疲労です。
気持ちの問題というより、年齢の問題かもしれませんが休憩なしで朝6時から21時ごろまで動いているので、毎日ヘトヘトになっております。
心と体を壊さないことを優先して、ゲーム作りは何とかなるだろうという軽い気持ちで進めていきたいと思います。
自分で作ったモデルが動くの、楽しいしね!

もし記事が面白いなぁと思いましたら、Twitterのほうをフォローしていただけると嬉しいです!
日々のゲーム制作の進捗や、ブログの更新告知、たまにふと思ったことなんかを呟いていますのでよろしくお願いします。